類似性チェックツール「Turnitin Originality / Similarity」と国産商用LMSとして日本で初めてのAPI連携を実装予定
お客様各位
株式会社朝日ネット(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員:土方 次郎、以下朝日ネット)は、高等教育機関向けLMS「 manaba 」と類似性チェックツール「Turnitin Originality / Similarity」とのAPI連携を目的に、TURNITIN, LLC(本社:米国カリフォルニア州)と統合パートナーシップ契約を締結しましたので、
お知らせします。TURNITIN, LLCが提供する類似性チェックツール「Turnitin Originality / Similarity」とのAPI連携により、学生が提出するレポートに対する類似性チェックの精度向上と教員の業務負担の軽減を実現します。
manabaについて:https://manaba.jp/
Turnitin Originalityについて:https://www.turnitin.com/ja/products/originality
Turnitin Similarityについて:https://www.turnitin.com/ja/products/similarity
◾️TURNITIN, LLCとの統合パートナー契約締結の背景
昨今、ChatGPT等に代表される生成AIの利用者が増えてきていることについて、7月13日文部科学省から、大学や高等専門学校が生成AIを扱う際のガイドラインが
公開されました。
ChatGPT等のポジティブな用途について、「ブレインストーミング、論点の洗い出し、情報収集、文章校正、翻訳やプログラミングの補助等の学生による主体的な学びの補助・支援などが考えられる」と例示している一方で、留意すべき観点として、「生成AIの出力をそのまま用いるなど学生自らの手によらずにレポート等の成果物を作成することは、学生自身の学びを深めることに繋がらないため、一般に不適切と考えられること。また、生成AIの出力に著作物の内容がそのまま含まれていた場合、これに気付かずに当該出力をレポート等に用いると、意図せずとも剽窃に当たる可能性があること」を指摘しています。
これを受け、当社としてもLMS「 manaba 」と類似性チェックツールを連携させることで、学生が提出するレポートに対する剽窃チェックの重要性の高まりに対応すべく、TURNITIN, LLCとの統合パートナー契約を締結しました。
※生成AIの検知機能について:https://www.turnitin.com/ja/ai-writing/about-ai-writing-detection
◾️今後のリリーススケジュールについて
現在、2023年度中の実装に向けて仕様検討を進めている段階です。
リリース時期や具体的な詳細仕様が決定次第、別途ご報告させていただきます。
なお、API連携の他、Feedback StudioとのLTI連携の開発も同時進行中です。
こちらについてもリリース時期や具体的な詳細仕様が決定次第、別途ご報告させていただきます。
◾️本サービスの詳細とお問い合わせ先
株式会社朝日ネット
manaba営業部
以下お問い合わせページからご照会下さい
https://manaba.jp/contact
※お問い合わせ本文に「TURNITIN, LLCと統合パートナー契約を締結の件」と
ご記載いただくとサポートがスムーズに受けられます。
※Turnitin製品に関するお問い合わせは同社に直接お問い合わせ下さい。
お問い合わせ先:https://www.turnitin.com/contact