導入事例

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明治学院大学 様

導入事例インタビュー:鶴貝 達政 先生

明治学院大学

創 立:1863年
所在地:東京都港区白金台1-2-37(白金キャンパス)
    神奈川県横浜市戸塚区上倉田町1518(横浜キャンパス)
学生数:11,973人(2019年5月1日現在)

インタビューにご協力いただいた方

明治学院大学
情報センター長
法学部 消費情報環境法学科 教授
鶴貝 達政 先生

導入事例インタビュー

従来システムのサポート終了を受け、システム入れ替えを決断

̶ 今回、 manaba を導入することになった経緯をお聞かせください

本学では2003年に最初のe-learningシステムを導 入し、 manaba は数えて4代目のe-learningシステムとなります。
3代目のe-learningシステムは2013年に稼動を開始し、6年にわたり利用してきましたが、このたびベンダーがサポートを終了することとなり、
対応策を考えることとなりました。

保守の延長も不可能ではなかったのですが、かなりコストが高くなるというベンダーからの回答に、システムを入れ替える決断をしました。

実際に教員が4つのシステムを比較し、 manaba を選定

̶  manaba を導入するにあたり、どのようなプロセスで導入を決められましたか

本学では、e-learningシステムを含めた情報インフラに関する意思決定機関として、各学部2名の教員を委員として構成する
「情報センター委員会」という組織があります。今回の入れ替えについても、この委員会で検討をしました。

e-learningシステムにおいて重要なのは、何より先生方が良質なコンテンツを作って掲載することだと私たちは考えています。
したがって、e-learningシステムそのものに求めることは、より多くの教員に受け入れてもらえる使いやすさが一番重要です。
そこで、次期システムの選定にあたっては、情報センター委員のメンバーだけでなく、他の教員の意見も取り入れることとして、
280名在籍している本学専任の教員から公募で20名を集め、選定を行ってもらいました。

情報センターで manaba を含む4つのe-learningシステムを選定し、各ベンダーに実際に教員がシステムを試用することができるデモを実施してもらいました。
各教員には4つのシステムに順位付けをしてもらい、それを点数化して評価してもらいました。
この評価で一番点が高かったのが manaba でした。manaba はシンプルな画面構成で、直感的なインターフェースであること、
つまり使い勝手の良さが評価された結果でした。

使い勝手の面を重視するといってもコストやすでに稼働している教務システムとの連携も大切です。そこで最終的にこの2つの観点からも評価を行いましたが、 manaba はこの2点もクリアしているということで、 manaba を選定し、学内の承認プロセスを経て導入を決定しました。

̶ 選定を開始してからどれぐらいの期間で導入を決定されたのですか

2020年度からの導入が決まっていたので、2019年度の上半期には導入を決定する必要がありました。2019年の4月中に選考メンバーを募集・決定し、
5月中旬に各ベンダーのデモを実施していただき、翌月の6月には意見集約を終えて、選定しました。

選定プロセスの中では、従来システムが学内にサーバを設置したいわゆるオンプレミスのシステムだったのに対して、クラウドサービスである manaba に対し、
情報漏えい等、セキュリティ面での懸念を示す指摘もありましたが、朝日ネットと連携しながら、セキュリティの検証を行い、
既存システムと同等以上であることを確認し、納得してもらいました。

講習会で教員の習熟度を高める

̶ 導入にあたって、どのような取り組みをされていますか

本学の教員は、先ほど触れた280名の専任教員に加え、900名ほどの非常勤講師がおります。そこで、4月の稼動開始に向けて、朝日ネットの協力も得て、
白金と横浜の両キャンパスにおいて講習会を行っています。

すでに、システムのほうは教務システムとの連携も含めて使えるようになっているため、講習を受けた先生方にはぜひ積極的に
コンテンツを載せていってほしいと考えています。

ポートフォリオ機能、システム連携強化に期待

̶ これからの manaba に期待することや活用の展望をお聞かせください

本学は文系の総合大学ということもあり、特別な仕組みを必要としていないので、 manaba のようなシンプルなシステムは特にマッチしていると考えています。

先にも触れたように、e-learningシステムは先生方が使ってこそその価値を発揮します。従来のe-learningシステムでも6~7割の教員が何らかの形で利用していましたので、さらにこの利用率を上げられればと考えています。

また、従来システムにはなかったポートフォリオの機能については、特に4年間にわたり学生を見る学科の教員が強い関心を持っています。

さらに期待するのは教務システムとの連携強化です。現在のところ、 manaba 上で管理されている成績などの情報は手動で移行する必要があるので、
これらの情報が自動で連携できるようになればさらに使い勝手がよくなると期待しています。

PDFデータダウンロード

本インタビューのPDFデータは下記よりダウンロードが可能です。

※インタビュー日:2020年1月29日(水)

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