a 活用事例インタビュー:森 裕生 先生 – クラウド型教育支援サービス 「manaba」|株式会社朝日ネット

導入事例

ホーム導入事例活用事例インタビュー:森 裕生 先生

鹿児島大学 様

活用事例インタビュー:森 裕生 先生

鹿児島大学

総合教育機構 高等教育研究開発センター
助教 博士(人間科学)
森 裕生 先生

活用事例インタビュー

ポートフォリオシステムとして導入

̶— 鹿児島大学が manaba を導入したきっかけをお聞かせください

ちょうど私が鹿児島大学に着任したのと同じ2017年に本学に manaba が導入されました。LMSとしての活用にとどまらず、全学的なポートフォリオの活用を見据えて導入されました。本学では、オープンソースのLMSを使っていましたが、このシステムではポートフォリオシステムとしては不十分であったので、 manaba が導入されました。

教員と学生間の双方向コミュニケーションが好評

̶— 森先生は学内における manaba の推進役と伺いましたが、どのような活動をされていますか

私の学内のミッションは、 manaba の活用・促進です。また、研究としてポートフォリオを活用した学習支援にも取り組んでいます。この両面から、教員としては授業における manaba の活用事例を学内に広めるということを行っています。また私の授業では、学生に manaba の操作に慣れてもらうこと、そしてポートフォリオを使って振り返りを行う際のエビデンスになるように、学習成果物が manaba に蓄積される状態を作る活動を行っています。

具体的には、私の担当している全学必修の初年次教育科目において、レポートの出題や、講義資料の配布を行なっています。また、オリジナルの取り組みとして、コースニュースを活用した「授業だより」を発行しています。「授業だより」の発行のために、各回の授業でその日の内容に対する質問やコメントを書いてもらうミニッツペーパーを導入しています。ミニッツペーパーに上がった質問・コメントに対して、私から回答やコメントをフィードバックしています。毎回の授業で発行しており、 manaba を使った双方向のコミュニケーションを実現しています。

コースニュースに掲載されている「授業だより」

また、本学ではオプションの個別指導コレクションを導入しています。従来のLMSが教員と学生が直接1対1でコミュニケーションできる機能がありました。 manaba でも同様の機能が欲しいとの要望が多く、個別指導コレクションを導入しました。この個別指導コレクションは教員にも好評で「個別指導コレクションがあるなら manaba を使う」と言ってくださる教員も少なくありません。

私は初年次教育科目を担当しています。入学したばかりの1年生なので、授業を休みがちになったり、各回の課題の提出が遅れたりする学生が出てきます。1年生のうちから、きちんとした学習の習慣やスタイルを身につけて欲しいと思っています。そこで、個別指導コレクションを使って連絡を行ったり、レポートの提出を促したりしています。

また、学生からは授業の欠席連絡や、授業内容の質問が多く届きます。特に質問は逐一先生の研究室に行かなくてもできるということもあり、多くの学生が活用しているようです。

大学にとってLMSはもはや必須なもの

̶— manaba の使い勝手はいかがでしょうか

非常勤講師として他大学に出向いた際に、いくつかのLMSには触れたことがありますが、 manaba は、その中でもシンプルでとても分かりやすいと思います。特に学生側から見るとスマートフォンで完結できるので、使い勝手も良いと思います。長文のレポートをスマホから送ってくる学生もおり、驚かされることもあります。学生から、 manaba の操作に関して質問を受けることはほとんどなく、多くの学生に受け入れられているようです。

一方で、教員側への普及は道半ばといったところでしょうか。ただ、既にヘビーユーザーとして活躍されている先生も多くいらっしゃいます。年に数回開催されている manaba の講習会も好評です。講習会では、 manaba をお使いの先生に、活用事例を話してもらっています。当日来られなかった先生方のために講習会を録画したものを公開したりもしています。

個人的にはLMSは特に教員にとって便利なものであり、 manaba のおかげで仕事がやりやすくなっていると思います。このメリットをいかに伝えていくかが、学内での活用につながっていくのだろうと考えています。

ポートフォリオの活用で、活用が加速していく

̶— 当初の導入の目的だったポートフォリオについてはいかがですか

まだ、導入して2年ほどですので、学習成果物を蓄積している途中という段階だと思います。まだ、活用というところまでは行っていませんが、3年目を迎える2020年度以降、ポートフォリオの活用を推進していきたいと考えています。ポートフォリオを活用する目的は、学生の学習の振り返りです。例えば、「1年生の時はこんな課題をやっていたのか」「学年が上がるにつれて知識が増えたり、スキルが身についたな」といったことを振り返ることで、自身のキャリアをイメージしたり、学習のモチベーションを高めたりすることにつながっていくと思います。このような活動を支援できたときにはじめて、ポートフォリオ導入の効果というのが表れてくるでしょう。

また、ポートフォリオの本格活用は、 manaba の活用促進にもつながっていくと考えています。manaba で提出されたレポートや小テストは、学生のポートフォリオに蓄積されていきます。しかし、 manaba を使われていない先生の科目などで、紙で提出したレポートは、現状では蓄積はされません。そのような場合、学生から教員に対して「 manaba を使って欲しい!」というリクエストが上がるようになるでしょう。このように、学生側から manabaの活用を促していくような状態が理想だと思っています。

現状の manaba のポートフォリオ機能は、提出された学習成果物が蓄積されていくだけです。すなわち、各大学に活用の方法が任されているということです。私は、この自由度の高さに魅力を感じています。蓄積された学習成果物を使いながら、学生の振り返りをどのように支援するのか?ということを考えることはとてもチャレンジングな仕事だと思います。今後は、ポートフォリオ機能を活用したワークショップを開催したり、学生がポートフォリオを見返すような活動を授業でも取り入れたりしていきたいと考えています。

鹿児島大学について

国立大学法人 鹿児島大学

創立年:1949年(新制大学として設置)
所在地:鹿児島市郡元1丁目21番24号(郡元キャンパス)
    鹿児島市桜ヶ丘8丁目35番1号(桜ヶ丘キャンパス)
    鹿児島市下荒田4丁目50番20号(下荒田キャンパス)
学生数:学部8,772人、大学院1,554人(令和元年5月1日現在)

PDFデータダウンロード

本インタビューのPDFデータは下記よりダウンロードが可能です。

※インタビュー日:2020年1月10日(金)

CONTACT
manaba のサービス内容のご確認やご相談は、
お気軽にお問い合わせください。