日本女子大学では、全学的にICTでのアクティブラーニング推進と就職活動支援をフォローするため、2008年よりあるLMSを利用していました。
その後、2013年に別LMSにリプレイスを行い利用していましたが、下記の問題により新たなLMSを検討することになりました。
日本女子大学 様
2018年度新規導入事例セミナーご講演:LMSのリプレイスと運用
背景
前LMSで抱えていた課題
使い勝手
・インターフェース設計が悪い
・ボタンの名称や機能の名称が分かりづらい
・ヘルプの説明が分かりづらい
・機能は多いが使いこなせない
サポート
・質問への回答がなかなか返ってこない
・改善要望が取り入れられない
・サポートを担当していた会社のサポート終了
コスト
・ライセンス/サーバ関連の運用保守費用が高い
新LMSの選定ポイント
新LMSの選定については、下記を重視し5社を比較検討の上、 manaba に決定しました。
※2018年度新規導入事例セミナー資料より
選定のプロセスとスケジュール
導入決定から利用開始までは、およそ2ヵ月で立ち上げが完了しました。
※2018年度新規導入事例セミナー資料より(一部編集済)
運用
利用状況の推移
manaba 導入直後から、利用ユーザ数やコース数が増加しています。
また、機能別で見てみると、「コースコンテンツ」や「コースニュース」等の情報配信機能がより多く利用されていることがわかります。
※2018年度新規導入事例セミナー資料より
manaba 運用における業務負荷
2017年4月~2018年3月までの問い合わせ件数は90件でした。(月平均7.5回)
教務システムとの自動連携により、授業データや履修データ連携の手間もほぼなくなりました。
今後の展望
アクティブ・ラーニングにおけるツール、およびスマートフォンを利用した出席管理システムとして、「respon (※)」の試験運用を実施しました。
電池の消費や通信制限等に関する意見もあり、学内の無線LAN環境や電源の設置等を行った後に再度検討を進めていく予定です。
※ respon は(株)レスポンの登録商標です。
※講演日:2018年6月8日(金)