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学習カルテとして manaba folio を活用

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自分で目標を定めて将来を考える習慣をつける。学生の「就業力」につながるキャリア形成に役立てています。

高山先生はセンシングシステムなどの計測工学がご専門。ワイヤレスセンサーネットワークを使って、土砂災害の防止や、人の健康状態のモニタリング、濁流河川の流速・流方向の観測など、さまざまな分野で応用するためのセンサーシステム技術を研究されています。その一方で、立命館大学のキャリアセンターで学生の就職活動を支援され、1回生の時から将来の目標を考えていくためのツール「学修カルテ」として「manaba folio」を活用されています。その導入の経緯と効果についてお伺いしました。

立命館大学 理工学部 電気電子工学科
高山 茂 教授

立命館大学理工学部電気工学科卒業
立命館大学大学院理工学研究科電気工学専攻博士課程前期課程修了
立命館大学理工学部助教授を経て2002年より現職

立命館大学ではどのような就職支援体制をとってきましたか。

かつて景気が良かった時代と異なり、その後の社会・経済環境の変化においては、大学で勉強した知識とともに、将来目標や向上心、自己表現、社会性などを内包した「総合的人間力」が求められています。そこで、理工学部では10年前から、学生が学年ごとに自己省察を繰り返す「キャリアチャート」を導入し、学生生活や進路選択に関わる目標設定とそれを達成していくための支援を行ってきました。しかし、「キャリアチャート」は紙ベースでやりとりされていたため、教員がそのすべてに目を通して返却する作業に時間と手間がかかり、また、学生もその時々の履歴を蓄積し、経年的に振り返ることができないという問題がありました。

manaba folio を導入された経緯を教えてください。

この問題を解決するために、学生一人ひとりの「学習意欲」「課外活動」「進路形成」の推移や、教員のアドバイス内容等を蓄積し、それらを将来のステップアップに活かしていける支援を行いたいと思い、その実現に向けてICTを駆使したポートフォリオシステム「manaba folio」が最適と考えました。ただし、「manaba folio」にはSNS機能があったので外してもらうよう朝日ネットにお願いしました。それは他学生の意見や行動に左右されることなく、個人の考えによる「自律的な人間成長」を目的にしたかったからです。こうしてWebベースで一人ひとりの学修の記録を経年的に蓄積・閲覧できる「学修カルテ」を2010年4月にスタートさせました。

「学修カルテ」では「manaba folio」のどんな機能をお使いですか。

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学生がその時々に考えていることを明確にまとめられるように、「manaba folio」のレポート機能を利用してアンケートを実施しています。アンケートは選択方式もしくは2~3行で容易に答えられるものを私が作り、学生はその回答を個々の「学修カルテ」に貯めていきます。アンケートの内容はPCがあればどこからでも簡単に作成して学生へ送れるので、年間で45本のアンケートを実施することができました。こうしたきめ細かなやりとりを積み重ねていくことが、学生にとって、自分の現状を確認し、これまでの学習や生活について省察し、将来を考えるきっかけになっていくはずです。

「学修カルテ」と「就業力」育成の関連性はどんなところにありますか。

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「学修カルテ」を始める前の1回生の時に、学生に白紙の履歴書を配布し、その中身を埋めることがいかに難しいかを実感してもらいます。その後、「学修カルテ」でアンケートに回答していくうちに、学生は「単位をきちんと取りたい」「クラブでレギュラーになる」「資格を取りたい」など、具体的な目標を明確にし、そのために今何をすべきかを考えるようになります。「学修カルテ」に貯まっていく過去の自分を常に振り返り、自身のコンテキストを確かめていくことで、さらに新しい目標を定め、将来を見つめていきます。このように1回生の時から「なりたい自分を考える訓練」を繰り返していくことで、学生が自分に最適な仕事を見つけ、そのために必要な能力を養う「就業力」を育み、入学時には白紙だった履歴書が埋められるようになっていくことが、「manaba folio」の機能を活かした「学修カルテ」の一番のねらいなのです。

教員と学生の関係はどのように変わりましたか。

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学修カルテの面談記録例(教員のみ閲覧可) 

教員と学生は事あるごとに面談を行うことにより、「学修カルテ」にはその面談内容や、その時の学生の印象などを記録していくことができます。したがって、次の面談で担当者が変わっても、前回までの記録や、学生のアンケート回答の経年変化などを見ながら、整合性が取れたアドバイスが可能となります。私大は学生数も多く、大学に入ると、教員と学生が深くコミュニケーションをはかれる機会も少なくなりがちですが、「manaba folio」を活用した「学修カルテ」では、相互の距離を縮めることができ、教員と共になって「学生に寄り添う」ツールを実現しつつあると思っています。

 

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